先日、実父が上行結腸癌になり、地元の根室から都内の病院に移ってきて短期間ですが同居することになりました🍀
我が家は、私が12歳の時に離婚しているので、幼い頃の記憶は薄れていることもあり、実は父という人物よく知る機会がないまま過ごしてきたんですよ(仲はずっといいのですが)
そして25年ぶりくらいに同居をしてみているわけですが、それはもう、これまで知らなかった父の良いところや人柄がたくさん見えてきて、私の中のアダルトチルドレンも癒されていく感覚を感じています😌
●お父さんって、子供にこんな優しい目を向けるんだ(3歳児の私の娘に対して)
●お父さんって、子供と一緒に遊べる人なんだ(友達みたいに遊んでいる)
●お父さんって、実はとても人に気を使う優しい人なんだ(ボーッとしているように見えて、めちゃめちゃ人の気持ちを考えている。迷惑かけたくないばかりに平気なフリや嘘もつく)
●お父さんって、欲しいものを絶対に手に入れようとするエナジーがあったんだ(私の達成欲はパパ似だったのか….田舎で力なく暮らしているように見えていたのに、めっちゃ野心がある)
●お父さんって、実は誰よりもマインドフルな人だな(ガンを患ったことに、抵抗も不安も特に大きく感じることなく、ただ目の前の事実を受け入れ、今を楽しく生きている)
私が子供の頃、欲しかったのに得ることができなかった、父親からの「碇のように安定した無条件の愛情」。女の子だと特に女性としての自己肯定感や自己信頼感に影響が出てくる大事な根っこの部分で、私が一生懸命、心理学を勉強しながら克服してきた部分でもあります。
もちろん、家族の中で父親として夫としてよくない振る舞いや問題があったから離婚に至ったわけですが、いち人間としては、昔から敵がいなくて、人に好かれて、いつも困ったら周りに支援してもらえる恵まれた人柄であることも事実。
何か、このタイミングで、神様がこの機会を設けたことには私にもきっと意味があると思いたいんです。
そんな中、とくに私の娘に対する接し方をみて、「あぁ、私はきっとちゃんとお父さんに愛されていたんだな」と思うことができたことが一番で、すっぽりと失われていた父からの愛情や、心の傷がゆっくり癒えていく感覚を感じてます。
ちなみに、お父さんは、若い頃はジャズピアニストとして都内のクラブなどでも活躍していて(めちゃくちゃかっこいいブラックなジャズ弾きます)、
北海道に移った後は、地元のオーケストラの指揮者やピアノ教室を運営したりしていたのけど、離婚後は、静かに地元の小さなジャズクラブで演奏したり、たまに地元のイベントに出たりするくらいで、どちらかと言えば社会の第一線からは身を引いてひっそりと暮らしていた人🎹
でも、東京に来たことをきっかけに、ストリートピアノでジャズツアーをしようか、なんて話もしているので、皆さんにもお聞かせできるようになることを楽しみにしています!
まずは再来週の手術が無事成功するよう、何卒、応援・お祈りお願いいたしますmm✨
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