ニューヨークで学んできた米国応用ポジティブ心理学認定資格を直伝!
そもそもポジティブ心理学とは、人が幸せに生きていくことを科学的に研究する学問で、これまで主流だった精神病や機能障害の人達のための心理学研究心を生かしつつ、健全な人々の人生を「より充実したもの」にするためにはどうしたよいのか?という、これまでの心理学とは違う質問に答えようとしている学問です。
知れば知るほど、膨大な数を経たリサーチ結果・研究結果として改めて学ぶことで、今まで何となく「そうかな?そうだよな?」と思っていたことが確信に変わったり、手探りで模索し続けていた疑問の答えがするっとわかったりする感覚があって、とてもワクワクします。
【Life Satisfaction Pieについて】
まずは大前提として知っておくこと。
「人生の満足度」の構成要素についての以下のような分析結果です。
●遺伝的要素 50%
●コントロール可能な要素 40%
●状況(境遇) 10%
まず、遺伝的要素が50%というのは驚きですよね。これは生まれた瞬間にすでに「どんなことに幸福・満足を感じられるか」の度合いが人によって決まっているということです。これを個々の幸福のBaselineと呼びます。
で、この幸福のBaselineは、瞬発的なライフイベント(昇進、結婚、宝くじが当選するなど)によって一時的に上昇することはあるが、時間が経つにつれ、結局は自分自身のBaselineに戻ることになる。
なので、このBaselineのSet pointを上昇させるキーは、上記の中の、コントロール可能な要素 40% (What we think, How we feel, What we do)となり、毎日の小さな内面の変化、その積み重ねを大切にしていると、ある時ふと、BaselibeのSet pointを上昇させることができるんだそうです。この感覚わかります!
なので、人生の幸福度はあらかじめ設定するものではなく、日々の積み重ねの連続で感じ続けていくものであり、死ぬときに振り返って初めてわかるものだと。
I can’t feel_______untill_______とか、
I will be _______ when_______という考え方は、
一見、目標設定をしゴールに向かって努力しているようなプラスな印象を与えるが、人生全体の満足度を高める上では実は効果は得られない考え方である、ということもわかっています。自分にとっての満足度・幸せ度を未来に設定して、それを目指して日々苦しんでいるようでは本末転倒、ということでしょうか。
具体的なマインドChangeの方法はまた次回シェアしますが、コアとなる考え方として「何を考え、何を感じ、何をするか」について、他人との比較や常識に左右されず、本来自分が正しいと思う位置にちゃんと自分がいるかどうかの再確認、といったところでしょうか。
(ちなみに、私は今受けているコーチングセッションの中で、この上記の状態を「水を得た魚状態」と命名し、この先3か月間のコーチングセッションでの達成したい取り組みを「水を得た魚ゲーム」と名付けて楽しんでいます。笑)
名前のない概念について話をしているため、少々わかりにくいかもしれませんが、しっくりくる言葉を探り探りですが、一生懸命伝えていきたいと思っています。
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2015年秋より、東京にてポジティブ心理学講座開講予定です。日程、講義内容は詳細は近日公開。
ご興味ある方はぜひ、info@innereye.tokyoまで、ご連絡お待ちしています!
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