今私たちは、大きな価値観変遷の潮流の中にいる

私の帰国後の見解でひしひしと肌で感じていることがあります。

それは、20〜50年ほどの長期スパンで捉えると、今の日本はまさに「価値観のジェネレーションチェンジ」を迎えているのではないか、ということ。

そしてそれは、この先3~5年が入れ替えの勝負時だと思っています。

今は一つの組織の中で、古い価値観を持つ世代と新しい価値観を持つ世代がコンフリクトを起こしている状態。

終身雇用が終了し、年功序列が物を言う時代は終焉を迎えています。若者は年齢や経験値のなさを言い訳できず、年長者は経験というはしごの上であぐらをかくことはできません。全員が対等に常にベストを尽くす必要があります。

少子化のおかげで慢性的な人材不足、かつ世の中に多様な選択肢が溢れる時代です。

優秀な人材をつなぎとめておくには、

⚫️採用側も自社を選んでくれた感謝と敬意を持ち、常に謙虚な姿勢を忘れてはいけないこと

⚫️パワーでコントロールするのではなく真の人間力や信頼関係で人を導く必要があること

⚫️上下関係重視のヒエラルキー組織から、誰とでも平等で対等な関係を築くホクラシー組織へのエネルギー変換(参考画像添付)

⚫️組織依存型から個の力を最大限に活かして自由にキャリアを創造するパラレルキャリア型の出現

⚫️メンバー個々が持つ強みや興味関心と社会や企業のニーズの整合性を見出す相互努力

….などなど、ここ数年で水面下で必要性に迫られている大きな価値観の変遷に気づき、いち早く対応していかねばならない….と感じています。

ポジティブ心理学は、このジェネレーションチェンジに伴い求められている潜在的なニーズを満たすヒントがたくさんあるなと思うので普及に注力しています。様々な企業様が個々に抱えるニーズをエビデンスドベースのスキルや知識を使って解決のお手伝いをしていきます。

皆さんは日々、これらの価値観についてどのように感じていますでしょうか?

スクリーンショット

(出典元:http://sssslide.com/speakerdeck.com/kozotakei/horakurasixing-zu-zhi-falsezuo-rifang-horakurasifalsemekanizumu)

************************

2015年秋より、東京にてポジティブ心理学講座開講予定です。日程、講義内容は詳細は近日公開。

ご興味ある方はぜひ、info@innereye.tokyoまで、ご連絡お待ちしています!

************************

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次