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こんにちは!
東北放送tbcラジオ「11時のコンシェルジュ」にて、「心の健康」をテーマに、日々の暮らしをより良く過ごすためのヒントをあれこれお話ししています!聞き逃した方は是非、アーカイブ記事でご覧ください♪
※東北エリアの方はFM93.5にて隔月水曜11時〜
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アナ)さて 今日は、大川さんの最近の体験からのテーマですが、「ありがとう」や「お願いします」といった、言葉に関してのお話しですね。
大川)最近、仕事と子育てに加えて、家族の病気のケアも行っているのですが、仕事先や私自身の親も含めた家族との人間関係の中で、もっと頻繁にお互いに「ありがとう」や「お願いします」があればもっとスムーズに物事が進むのにな?と感じることが続いたんですね。リスナーの皆さんやアナウンサーさん自身もそう感じたことってないでしょうか?
アナ)身近な人ほど、疎かにしてしまいがちですね。どういった人が、そういう傾向になりやすいのでしょうか?
大川)男女比や年齢で傾向があると言うよりは、相手によって言える言えないが変わったり(例えば、職場で上司には言えるけど妻には言えないなど)、これは夫が言っていたことなんですけど、長男長女は妹や弟に対して指示通り動いてもらうのが当然という関係性が小さい頃から染み付いてしまっていて、何かをやってもらうのも「お願いします」や「ありがとう」は言いづらい、と言っていたりしました。これはもちろん全てのご家庭に当てはまらないと思いますが、身近な例として。
心理学的な側面から話すとすれば、よくあるタイプ別理論の一つに、「指示されることを嫌い、周囲のペースに合わせるのが苦手」と言われるドライビングタイプが一定数いると言われています。少なからずその傾向がある方は「ありがとう」や「お願いします」「ごめんなさい」を他人に伝えるのが苦手である可能性もあります。
アナ)「ありがとう」、「ごめんなさい」、「お願いします」素直に言えるととっても気持ちのいい言葉ですよね。これを言えない人たちの心理はどうなっているのでしょうか?
大川) 言いづらい人たちの心理としては、物事や周囲との関係性を常に「勝ち負け・貸し借り・損得勘定」として捉えがちというのが、根底にあるのかもしれないです。
また、「お願いします」は、本来は、ただ単純に自分が「今」できないことを他人に委ねたり、気持ちよく依頼を引き受けてもらうためのコミュニケーションの潤滑油と捉えられれば良いのですが、「相手に乞う言葉」と捉えしまうと、それを言ったら立場が弱くなると言ったような連動したネガティブ感情に繋がってしまい、言いづらくなるのかもしれません。
この二つを切り分けられるといいのですけど。ただ、世の中には、これらの言葉を逆手に取って上下関係を作ろうとする人もいるので、実際に傷ついた経験のせいで、素直に言えなくなっている場合もあるかもしれないですね。
アナ)もしかすると、自分もそうなってしまう可能性があるかもしれませんね。どんな心がけをすればいいでしょうか?
大川)はい、私も実はアメリカで生活していたときは、文化的にも「ごめんなさい」と言ったら負け、という思考がありまして(笑)今も、夫が海外赴任中は100%ワンオペをやっていたので、帰国して家事を1つ手伝ってくれたところで素直に「ありがとう」と言えない、いちいち「お願いします」を言わなくても、やってくれて当然と思う自分もいます。
そんな時は、意識して、相手への「勝ち負け・貸し借り・損得勘定」などの連動したネガティブ感情を一旦切り分けて、ただただ「今ここ」で起こっている行為や事象(今その瞬間に相手にお願いしたいことや感謝すべきこと)に対して、シンプルに人として丁寧なコミュニケーションを積み重ねていくんだ、という心掛けと決意をするようにしています。
アナ)ご自身が体験されたからこそのお言葉ですね。それでは、最後に本日のまとめをお願いします。
大川)「お願いします」や「ありがとう」を身近な人に言っていないな?と感じた方は、今日から1日1回言うように心がけるだけでも変わってくると思います。たとえ逆に言ってもらえなかったとしても「相手の態度によって自分のすべきことを変えない」ことが大事だと思っています。言ってもらえないからやりたくなくなる気持ちもわかるのですが、頼まれごとが集まってきている=周囲が「あなたを必要としている」という事実には変わりはありません。「勝ち負け・貸し借り・損得勘定」なしに、ただただ目の前にあることが人としてすべきことだったらやりましょう、が今日のまとめですね。
アナ)ありがとうございます。その他、大川さんからお知らせはありますか?
大川)毎月開催しているZOOM哲学対話が次回は9月5日(日)14:00からあります。テーマは「諦めるとは?」です。個人コーチングも随時受け付けていますので詳しくはHPかライン登録で!
アナ)また、身近な心のお悩みなど、取り上げて欲しいリクエストがあればぜひお便りをお待ちしています。
(※一緒に1人1人の心地よいバランスを見つけて人生の質を高めていくお手伝いをしています。組織開発分野では、社員の心の健康を保ちながら、長期的に価値貢献できる形を様々なプログラムを通して支援していますので、ご興味お持ちの方はぜひ一度HPをご覧いただき、いつでもご連絡お待ちしております。HPはinnereye.tokyoで検索できます。)
リスナーさんからお手紙をいただきました!
長男、長女の特徴で「ありがとう」や「お願いします」が言いにくいというお話に納得しました。私も3姉妹の真ん中ですが、長女は自己中心的で自己ルールを作ります。家督である姉が一番偉いみたいで、父も母も、姉にはきつい仕事や作業を頼めないようです。やるべき作業を姉がやらないので、私がやって終わらせますが、「ありがとう」の一言を一度も聞いたことがありませんし、ご飯の支度もしてくれませんね。長男、長女は難しい存在なのを自分で理解しない限り面倒な存在なんですね。
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