自由に生きるということは「ピアノ爺さんから学ぶマインドフルな生き方」〜東北放送のラジオ番組に生出演しました!Part14〜

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こんにちは!
東北放送tbcラジオ「11時のコンシェルジュ」にて、「心の健康」をテーマに、日々の暮らしをより良く過ごすためのヒントをあれこれお話ししています!聞き逃した方は是非、アーカイブ記事でご覧ください♪

※東北エリアの方はFM93.5にて隔月水曜11時〜
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アナ)今日のテーマの前に、お便りが届いています。RN「永遠のえむ」さんからです。

最近いろいろ失敗があって自分に自信がなく不安になってしまいます。余計なこと考えても仕方ないと思っているのですが、考えてしまい、焦って不安になります。精神的に疲れた時にどんなことをしていますか?というお便りです。

大川さん精神的に疲れた時は、どんなことをして気分転換などされていますか?

大川)私は毎日「自分褒め」と「自分癒し」を習慣にしていますよ。「失敗したこと」に評価をせずに、「失敗しちゃったんだねーヨシヨシ。不安だよね、わかるよ」とか。これ、心理学的には「自己受容」と言いますが、すぐにはわからなくても続けるうちに気持ちが安定してくるのでぜひやってみてください。

アナ)それでは今日のテーマについてお話します。「自由にいきるということは」というのがテーマです。大川さんの身内のお話しになりますが、先日、大川さんはお父さんをがんで亡くされたと聞いています。どんなお父様だったのですか? 

大川)父はJAZZピアノ弾きで、いい意味でも悪い意味でもずっとミュージシャン一本で生きてきました。両親は私が12歳のころに離婚して、離婚後は養育費など色々大変になるというイメージがあるかと思うのですが、父はそういういわゆる「父親の義務を果たすため」に、ピアノ以外の仕事を選択することはなかったんです。要は、父からの金銭的なサポートはないに等しかったんです。

正直、若い頃は胸を張って「お父さんはこんな人」と言えない時期もあったのですが、父は、自分に正直に、自分にできることで、自分の手に届く範囲でいいので、ピアノを聴く人たちに小さな感動を与えながら、ありのまま生き抜いたんだなーとか、「社会的な責任」を果たす父ではなかったけれど、自分の生き方を貫いた結果、私たち家族を含め、周りの人間が誰も不幸せになっていないということにも気づきました。

父がありのまま生きてくれたおかげで、私自身も誰かのため、何かのためではなく本当にやりたいことを仕事にする感覚を養うことができたなとも思います。あとは、私も幼いころから音楽と一緒に過ごしてきたので音楽への感性や、音楽仲間との絆など、お金では買えない豊かさをあたえてもらったと思います。

アナ)大川さんのお父さんは、生きる上で、何を大切にされていたのですか?

大川)父が癌で病床につくようになってから、短期間ですが同居が再開し、色々な会話をしました。ある時、「パパが自分で自分を誇りに思うことは?」と聞いたんですよ。まぁ、ピアノのことかな?と思ったら、「いつでも周囲の人を気遣い、思いやりを持つこと」と答えました。

お金や権力や技術ではなく、そういった「生き方そのもの」こそが自分の誇りだ、と言う父のことを、とても好きになりました。なぜかいつも父のJAZZを聴くと毎回魂が洗われるような気持ちになり、涙が出てくるんですが、人間としての底愛や優しさが音色に現れるのかもなぁと思いました。

アナ)もちろん社会生活のなかで、大川さんのお父さんのような生き方ができる方は少ないかもしれませんが、「父親」や、「自由に生きる」ことについて、考えさせられます。

大川) 「父親観」に関しては、家族の中での役割が「お父さん=お金」となっていることも多いと思うのですが、私の場合は、自分の父はお金以外のことを与えてくれて、それが私の誇りとなっていて、さらに周囲の誰もが不幸せではない、と言う現実があるのでそう思えるのですが、「自分が経済的に支えなければ」とものすごいプレッシャーになりすぎている男性は世の中に多いと思います。

単純に、今の時代だからこそですが、男女ともに働き、男女共に子育てをし、経済的にも男女ともに支え合えばいいと思いますし、何より男女ともに「ありのままの自分」を見失わない生き方を応援したいと思います。果たして、「お父さん=お金」の価値観で、子どももお父さん自身も幸せに感じられているのだろうか?というのは一つみなさんへの問いかけでもありますね。

アナ)父親としての役割に執着しすぎるのもよくありませんね。それでは、最後に今日のまとめをお願いします。

大川)男性に限らずですが、世の中の体裁やプライドから離れ、「自分らしく・ありのままに・(マインドフル)に生きる」ことは、勇気も覚悟もいることですが、結果として周りを幸せにできるのではないか、という仮説を今日はお話しさせていただきました。また感想やご意見などお手紙もらえると嬉しいですね!

アナ)そのほか大川さんからお知らせはありますか?

大川)4月のコーチングセッションは3名程度で受け付けています。公式ライン登録の上、セッション希望とメッセージ頂ければご返信いたします。@innereyeで検索できます

アナ)また、身近な心のお悩みなど、取り上げて欲しいリクエストがあればぜひお便りをお待ちしています。

(※一緒に1人1人の心地よいバランスを見つけて人生の質を高めていくお手伝いをしています。組織開発分野では、社員の心の健康を保ちながら、長期的に価値貢献できる形を様々なプログラムを通して支援していますので、ご興味お持ちの方はぜひ一度HPをご覧いただき、いつでもご連絡お待ちしております。
HPはinnereye.tokyoで検索できます。)

【第15回アーカイブ記事はこちら】

リスナーさんからお手紙をいただきました!

「自分を偽らず、そのままに生きられた」お父様の話、すごく説得力があり共感しました。「誇りを持って周りを大切にする」簡単なようで中々できることではありませんよね。良いお話聞かせていただきました。

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