他人に影響されない 心の境界線の引き方とは?〜東北放送のラジオ番組に生出演しました!Part22〜

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こんにちは!
東北放送tbcラジオ「11時のコンシェルジュ」にて、「心の健康」をテーマに、日々の暮らしをより良く過ごすためのヒントをあれこれお話ししています!聞き逃した方は是非、アーカイブ記事でご覧ください♪

※東北エリアの方はFM93.5にて隔月水曜11時〜
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AN)では今日のテーマですが、対人関係についての話題です。いつの時代も悩みはつきないものですが、 心の境界線(バウンダリー)についてのお話です。大川さん、バウンダリーとは?

大川さん)

境界線(バウンダリー)とは、「自分と他人は違う存在だと区別し、相手との間に健全で適切な心の境界線を引く」ということです。相手の領域に踏み入りすぎてしまうパターンと、距離を置き過ぎてしまうパターンと両方ありますが、今日は踏み入りすぎる方にフォーカスしてお話したいと思います。境界線をきちんと引けていないと、仕事場・パートナー・家族などあらゆる人間関係で問題が発生してきます。

境界線が引けていないのは例えばどんな状況?

例えば仕事面でしたら、関係ない部署の人の面倒を見ている、権限を逸脱してしまい非難を浴びてしまう、また多くの人が経験していそうなのは、部下に仕事を任せられないとか、自分の仕事量が明らかに多い(人の仕事まで巻き取ってしまう)とかもそうですね。クライアントさんでストレスが溜まっている人の話を聞いていると、「それって本来あなたのすべきことじゃないですよね。本来の責任者である他部署の部長に相談してみてはいかがですか?」というアドバイスで「ハッ」となり、単純解決することがよくあります。少しドライですが、第3者から客観的に状況を眺めると自分からストレスになる状況に自ら首を突っ込んでいるという図があるんですね。

家族やパートナーでは、仕事も家事もほとんど私がやっている、相手を助けて役に立たないと気がすまない、いつも不倫関係、不満を感じるけど本心を伝えられない、など相互尊重ができていないパターン、親子関係もまた根深く、親が望む生き方をする、親の感情のケアをしている、逆に親が子どもの仕事を選ぶ、最近は毒親なんて言われてますけど、要は子の自立や自分で考える意思を奪われて育ったパターンですね。

ちなみに私の場合は、相手の感情の責任を取りに行ってしまう癖があるんですね。共感力が高いのはカウンセラーとしての強みですが、クライアントさんには客観的になれても、身近な人であればあるほど踏み入ってしまいます笑 人は本来、自分の感情は自分で責任を取る必要があるのですが、それを言えば相手が傷つくのが手に取るようにわかるのでいつまでも言えない、結果、自己犠牲が続いて不満が溜まり、ある時にドカンと爆発、からの修正不可能、という感じです笑

境界線がきちんと引けていないと、どんな問題が起きる?

単純に、自分にも相手にもストレス(怒りや傷つき感含む)が発生するということですね。本心ではやりたくないことをやっている、他者の行動や感情のケアをすることへのストレス、他者をコントロールしようとする(される)ことへのストレスです。また、相手の境界線を超えてしまうことが習慣になると、同時に相手からも簡単に自分の境界線を越えられてしまうことがまた厄介なんですね。原因としては、遺伝的要因を除けば、やはり多くは養育環境にあります。過干渉や感情的に不安定な養育者のもとで育った場合、「養育者(相手)の不快感の原因は自分にある」と常に思ってしまいやすかったり、いじめなどのトラウマから「相手の言うとおりにならなければ見捨てられる」という不安が生じ、常に相手の言いなりになってしまう現状なども挙げられます。

・境界線(バウンダリー)の適切な引き方は?

色々話してきましたけど、結論から言うと

心の境界線が適切な引けている健全な状態とは、

・相手の問題を自分の問題にしないこと

・相手がやるべきことを自分がやらないこと

・相手の責任を自分の責任にしないこと

です。シーソーの上に2人が立っている姿を想像してみてください。どちらかが真ん中の境界線を超えるとシーソーは傾きますよね。お互いの領域に侵入せずしっかり独り立ちできるとシーソーは平行になります。その状態をイメージしてみてください。

・今日のまとめ&境界線を意識すると どんなメリットが生まれる?

「私は私のために生き、あなたはあなたのために生きる」と言う心理学者の言葉があるように、人間関係に適切な境界線を引くことは、「自分は何に対して責任を負う必要があり何に対しては必要ないのか」がわかるようになり、また自分を尊重すると相手も尊重できるようになるので、余計なストレスを感じることなく、相手を傷つけずに伝えるべきことが伝えられるようになっていくなど、心の健康や健全な成長のために非常にメリットのある重要なことです。

アナ)そのほか、大川さんからお知らせはありますか?

大川)カウンセリングは随時受け付けています。ラインの@INNEREYEで検索してくださいね。

アナ)また、身近な心のお悩みなど、取り上げて欲しいリクエストがあればぜひお便りをお待ちしています。

(※一緒に1人1人の心地よいバランスを見つけて人生の質を高めていくお手伝いをしています。組織開発分野では、社員の心の健康を保ちながら、長期的に価値貢献できる形を様々なプログラムを通して支援していますので、ご興味お持ちの方はぜひ一度HPをご覧いただき、いつでもご連絡お待ちしております。
HPはinnereye.tokyoで検索できます。)

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