Vol.5 大阪府・吉村知事に見る、エモーショナルインテリジェンスの力と効果

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー●○●○

こんにちは!

科学と心の力で個と組織の豊かな調和と発展を支援する

INNER EYE CONSULTING の大川千秋です。

●○●○ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

こちらのメルマガでは、最新のポジティブ心理学や脳科学を経営やビジネス実践に活かすための知見、日々の気づき、自分らしく生きる生き方のコツをお伝えしていきます。

今号は【Vol.5 大阪府・吉村知事に見る、エモーショナルインテリジェンスの力と効果】について、お伝えしていきたいと思います。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

<バックナンバーはこちら>

Vol.0 組織の関係性の質ってどうやって高めるの?
Vol.1 Good Newsへの反応の仕方
Vol.2 効果抜群!共感力を高めるために日々実践できる簡単マインドフルネスワーク
Vol.3 自立自走社員が次々生まれる!強みを活かした組織作りとは
Vol.4 セルフモチベーションは自己決定から生まれる

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ご無沙汰しておりました。さて、そろそろ終息してほしいコロナ禍ですが、まだまだ続きそうですね。

私はこれを機に、「7つの習慣」の著者で有名なスティーブン・R・コヴィー博士の言葉「最も大切なことは、最も大切なことを、最も大切にすることである」を思い出し、考えた結果、【この数ヶ月は、3歳の娘と、癌治療中の父との「家族時間」を最優先に過ごす】と決めて実行しています。おかげさまで、子育て面では今までにない幸せに包まれて生活しております。

皆様にとってのこの「最も大切なこと」とは、どんなことですか?

今号は、組織マネジメントの中でも「政治組織」に目を向けてみたいと思います。

今回のコロナ騒動では、日本の政治家の力量やリーダーシップが改めて問われることとなり、そんな中でも大阪府の吉村知事が何かと注目を集めていますよね。全国知事のコロナ対応評価・都道府県ランキングも大阪府は第1位です。

大阪府の政治総論については、歴史を辿れば、良い点・悪い点あるのだと思いますが、今回はあくまで「良い点」の一つとして、吉村知事の「エモーショナルインテリジェンス力」についてお伝えできればと思います。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

そもそも「エモーショナル・インテリジェンス」とは?

Emotional Intelligence; 感情知能 (EQ)と言われるもので、「目指すべき成果を生むために、感情と思考を効果的にブレンドする能力」(by シックスセカンズ社)とも言われます。私は、この定義がとてもしっくりきます。

高い売上目標を掲げて、数字達成・業務管理を追うだけ、頭脳明晰でIQが高くても、人がついてこないリーダーは世の中に多いのではないかと思います。

そんな中で、目指すべき「姿」と「意味」を明確に示し、人々の内側から発する「行動モチベーション」を誘発できる。高い「共感力」があり、複雑な自身の情動も人々の情動もマネジメントできる。(自身の情動も、というところがポイントです)その結果として、皆が一丸となり、困難を乗り越え、ポジティブな変化を創造できる。

こういった「エモーショナル・インテリジェンス力」はこれからの時代を担う経営者やリーダーに最も求められる能力とさえ言われています。

日々の生活やビジネスの場面のみならず、今回の例のような政治、社会、教育、家庭など、人生のあらゆる場面において、自他ともに、感情と思考を効果的にブレンドする能力が求められているのです。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

吉村知事の今回の一連の行動例をなぞらえると、

●人々の行動抑制(自粛)依頼とセットで解除目標(出口戦略)を明確にして「希望」を与え、自粛努力に対する府民の自発的なモチベーションと継続力を促した。

→何もかもが不確実な世の中で、自らリスクを取り、仮でも良いので独自に目標数値を示していく先手な姿勢(日本政府は完全にリスクを恐れて後手に回っています)

●通天閣や太陽の塔など街中の大型モニュメントを活用して青・黄・赤の信号式ライトアップで「現状を見える化」し、誰もがゴールまでの道のりを理解できるよう配慮をした。

→府民の日常生活に視点を合わせる工夫

●医療従事者への支援金には、直筆の「感謝の手紙」を添えて渡す、とした。

→「感謝の手紙」は科学的にも幸福度アップ等の効果が認められていますが、実は「自制心を強める」効能もあります。感謝の気持ちを持つ(または受け取る)と、衝動的な欲求に負けず、短期的なことよりも長期的なことに目を向けられるようになると言われています。今のコロナ禍には必要不可欠ですよね。共感力も高いですね。

●西村経済大臣と出口戦略に関して意見がぶつかり、ヒヤっとした場面がありましたが、意見は率直に伝えつつ謝罪の意もセットで述べ、西村大臣からは逆に「絆が深まった」と言う言葉さえ引き出した。

→大人気ない喧嘩をする政治家も多い中、批判中傷に走らず、相手を責めず、傷付けず、適切に意思表示を交わす非暴力コミュニケーションを実践している好例です。これはお見事な振る舞いだと思いました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

そして、そのほかにも、

●民意での寄付を募り、医療従事者への労いとして資産分配した(最優先事項の優先)

●専門家・科学者に全ての答えを依存せず、安全性や社会性のバランスを総合判断したゴールをまず彼らに示した上で、意見を集約させた(Win-Winを考える)

など、エモーショナル・インテリジェンス力の高さのみならず、冒頭で紹介したコヴィー博士のビジネス著書「7つの習慣」に書いてある内容も網羅・実践されていました。7つの習慣には、そのほかに(主体的である)(終わりを思い描くことから始める)(まず理解に徹し、そして理解される)などがあります。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

コヴィー博士の言葉を借りれば、エモーショナル・インテリジェンスは「まず理解に徹し、そして理解される」から始まるのかもしれません。

今回の吉村知事の思考・行動例を、皆様のご家庭や組織に落とし込んでみた時、何か参考になりそうな考え方や行動はありましたでしょうか?在宅勤務や行動制限が続き、自分でも気づかないうちにストレスが溜まっている方は多いと思います。こんな時こそ、相手の情動を理解し寄り添う技術が試されますね。

ちなみに、我が家の場合は、旦那が大阪出身ですが、なんと言うか関西の方の人の暖かさと言うか、困ったときの助け合い精神のようなものは、私がニューヨークにいた時に周囲の人々に感じたものと同じような印象を受けます。(あくまで個人的な意見です)

うちの旦那の場合は、良くも悪くも異様に共感力が高いので、子供とも仲良しですし、もしかするとエモーショナル・インテリジェンスは高いのかもしれません。普段は冷たいですけどね(笑)

最後に大切なことを付け加えるとすれば、「相手を理解する」ためには、まず「自分を理解する」ことから始まります。メタ認知ですね。

エモーショナル・インテリジェンスの向上や、非暴力コミュニケーションなど、個別コーチングや企業研修プログラムにてご提供しています。ご興味ある方、お気軽にご連絡下さいませ!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

質問や感想などもお待ちしています。

このメルマガは、お友達や同僚にも転送OKですのでどんどんお願いします~。

それでは皆さま、今週も頑張りましょう!

●○●○ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

INNER EYE CONSULTING

HP:https://innereye.tokyo

<最新のポジティブ心理学や脳科学を経営やビジネス実践に活かすための無料メルマガ>

メルマガ 登録/解除:https://innereye.tokyo/mail-magazine/

ご感想:

心理学や脳科学は日頃からちょこちょことそれなりに学んできているのですが、本当、この講座は面白い!まさに色々な価値観がひっくり返ったり揺さぶられる今、気づきを得て、整理していくことが大切で、マインドフルネスというものの必要性が一層高まってきていると思います。過去に一度受講したことがあったのですが、内容がアップデートされていて、とても面白かったです!

うちのスタッフも、専門用語などが飛び交う中、頑張って学んでいました笑!

今日は改めて自分と向き合った時に、「そもそもネガティブな思考に陥りやすい」という自分の思考の癖と「だからポジティブに物事を捉えることを意識している自分」という部分に気づくことができました。(Tさんより)

<ポジティブ心理学コーチング>

①自己理解コース(強み、魅力、価値観の理解、自分軸を固める、リフレーミング(視点を変える)、自分を好きになるなど)
②ストレスマネジメントコース(レジリエンススキルの習得、マインドフルネスワーク、視野狭窄、恐れの理解など)

③コミュニケーションコース(人間関係の円滑化、アサーティブコミュニケーションスキルの習得、パートナーシップ改善、相互尊重)
④目標達成コース(強みや才能を生かしたキャリアデザイン計画、独立・起業への具体的目標設定など)

<企業研修・コンサルティング>

マインドフルネス研修、ポジティブ心理学研修、社外コーチング等

ご要望に合わせてカスタマイズいたします。

詳しくはこちら

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー●○●○

Copyright(C) 2015 INNER EYE CONSULTING All Rights Reserved.

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です